Acer ICONIATAB W500P2に無理やりAndroidをインストール
先日、知り合いからICONIATAB W500P2というWindowsタブレットを頂きました。
発売された当時はWindows7がインストールされているモデルです。
リカバリされた状態で頂いたので、当然Windows7がインストールされていたけれども手元にWindows8が余っていたのでそそくさとOSを入れ替え。
Windows8に入れ替えたけど、操作に違和感。多分その違和感は、メトロUIとデスクトップを一回一回切り替えなくては行けないことから来るのかな?
あと日本語のAmazon Kindleもなかったからねー
数日は我慢して使ってただけど、やはり我慢の限界。
使いづらい + 自分の使いたいソフトがないのはダメだね
そんなわけでAndroidをインストール
Android-x86をダウンロードする
PC向けのAndroidとして公開されているAndroid-x86をインストールします。
ダウンロードはAndroid-X86.orgから。
今回は、最新のAndroid 4.4-RC1を選びました。
AndroidのLiveUSB(インストールUSB)を作成する。
LinuxのイメージをUSBメモリに書き込むソフトウェアはたくさんありますが、今回は win32diskimager-v0.9-binary を使用しました。
Linuxイメージを書き込むなら、このソフトウェアを使って書き込んだ方がエラーも何も発生せずに起動する確率が高いと思います。
Androidのインストール
タブレット本体にUSBキーボードと作成したLiveUSBを指してから、Winボタン + 電源ボタンで起動。
そうするとBIOSに入ることができます。起動順位の一番上にLive USBを指定しておきましょう。
再起動したら、Androidのインストール。
ブートメニューが出てきて、Liveモードかインストールモードか聞かれます。
今回はインストールモードを選択。動作に不安があるなら、Liveモードで試してみてからインストールしましょう。
Androidのインストーラーからパーティションを削除しようとしましたが、うまくいかず。
仕方がないので、Windows8のインストールUSBを使ってパーティションを削除してから、再びAndroidのインストーラーで パーティションを作成 → bootフラグを立ててからインストール。
その時にGRUBのインストールと/systemのR/W許可設定をしておいた方がいいかもしれません。
特に、GRUBのインストールを吹っ飛ばすと起動できません。(私の環境では。)
Androidのセットアップ
インストールが終わったら画面の指示に従って、アクセスポイントを選んだり、Googleアカウントを設定したりするだけです。
この時にキーボード設定がUS配列になっているので注意しましょう。
メールアドレスの @ を打つ時は、 Shift + 2 を押すと打てます。
これでAndroidのインストール・セットアップが完了です。
後は自分の好きなアプリケーションを入れましょう。
Androidそのものは快適なのですが、いくつか注意する点がありました。
①電源ボタンでスリープになるが、そのまま復帰しない
②Google日本語入力の入力がすごく遅い
③AMDのAPUを使っているので、すごく電池の消費が激しい
ただ、画面の回転やBluetoothは正常に使えます。
これで電子書籍が快適に読めますが、私はすでにNexus7やiPadを持っているのでそっちで読むことにします。
ただ、開発などには使えるかもしれませんね。